nicovideo-dl が Debian 公式パッケージになったので試してみた

"#462083 - ITP: nicovideo-dl -- download videos from www.nicovideo.jp - Debian Bug report logs" が Fixed になってパッケージになってたので、とりあえず sudo aptitude install nicovideo-dl した。
man nicovideo-dl して -n --netrc / use .netrc authentication data なんてオプションがあるので試してみたのだけど、~/.netrc にこんなふうに書いておけばいいみたい。

machine		nicovideo
login		<メール・アドレス>
password	<パスワード>

nicovideo-dl -n http://www.nicovideo.jp/watch/sm2080937 とかしてダウンロードできた。でも、SWF ファイルも拡張子 flv で保存しちゃうみたい。/usr/bin/nicovideo-dl を grep して mp4 もヒットしないから、たぶん MP4 ファイルも。あと、タイトル取得オプションがあるけど失敗する。
Python は (も) まったくわからないし、直せません。

Totem で YouTube の動画を観れるようになった

GNOME 2.22 がガンガン入ってきてる最近の Debian Sid だけど、今日、YouTube が観れるプラグインが追加された*1という Totem の 2.22.0-1 が入ってきたので、試してみた。

観れた。検索するとしばらく CPU 使用率が 50 % のままになる (Athlon 64 X2 なので) けど、問題なく観れる。
便利かな? 利点はなんだろう。AdobeFlash プラグインを出してないアーキテクチャでも、あるいは AdobeプロプライエタリFlash プラグインなんて使わねーよって人でも、YouTube を観れるってところ? たしかに。でも、このあたり問題ない人にとってはどうだろう。
今日 "Mozilla Prism―デスクトップとウェブ・アプリを結ぶかけ橋へ | TechCrunch Japan" なんて記事を読んだばかりだからかもしれないけど、これなら、Greasemonkey つき Prism で適切に整形/改造した YouTube を表示する擬似専用ブラウザなんかを作れれば、そっちのほうが解決策としてスマートなんじゃないかという気がする。プレイヤ本体はネットの向こう側にあって、ローカル側にはその実行環境だけがあるというほうが、これからのアプリケーションとして正しい形なんだろうと思うから。
まあ、この Totem の YouTube プラグインは作れるから作ったっていう感じもあるんだろうし、YouTube にある動画とローカルにある動画をシームレスに再生できる (混在させた再生リストも作れる) ってことはあるし、いいんだけど、なんかそんなことを考えてしまった。
追記: そういえば、GStreamer の調子がおかしい。"システム" → "設定" → "サウンド" のところで、出力をハードウェア直にしないと音が出ない。そうすると ALSA の dmix が効かなくて、ひとつのアプリケーションが音を出してる間はハードウェアを握りっぱなしになり、他のアプリケーションが音を出せない。直るまで、非 GStreamer アプリケーションを使うことにする。